
・同年代なのに自分より出世している 、、、
・友達は結婚しているのに自分は相手がいない、、、
・キラキラしたSNSの投稿を見るとみんな楽しそうなのに自分だけ取り残されている気がする、、、
そんなふうに他人と自分を比べて落ち込んだことはありませんか?
「人と比べても仕方ない」と分かっていても気づけば誰かと比べてしまう。
そして「自分は何をやっているんだろう」と自分を責めてしまう。
人と比べてしまうこと自体が悪いわけではありません。
大切なのは、比較した後に
・自分は何に落ち込んだんだろう?
・本当は何を求めているんだろう?
と考えることです。
比較を完全になくすのではなく比較したときに自分の本音に気づき出来ることに意識を戻していく。
この記事では他人と比べて落ち込んでしまう理由と比較に振り回されにくくする7つの対処法を紹介します。
似たようなテーマとして人間関係に疲れたときに読みたい心理学の名言10選やアドラー心理学の名言に学ぶ人間関係が楽になる考え方7選もあわせてご覧ください。
他人と比べて落ち込むのはなぜ?
人と比べてしまう場面は日常の中にたくさんあります。
・仕事で同期と比べた
・年収を比べた
・SNSで充実した生活を見た
こうした比較で辛くなるのは他人との違いをそのまま自分の価値につなげてしまうからかもしれません。
例えば「同期のほうが仕事が早い」という状況から、
同じタイミングで入社したことにより
・自分は仕事ができない
・自分はダメな人間だ」
と考えてしまう。
しかし、「相手より劣っている部分がある」事と、
「自分に価値がない」ことは別です。
頭の中では次のような流れになっていることがあります。
① 誰かを見る(友達が昇進した)
② 自分と比べる(自分はまだ昇進していない)
③ 違いを見つける(自分のほうが遅れている)
④ 自分を評価する(自分はダメなのかもしれない)
①〜③までは、単なる状況の違いです。
そこから④「だから自分はダメだ」という評価まで、
自動的につなげる必要はありません。
比較して落ち込んだ際は、
「これは事実?それとも自分が付け加えた評価?」
と考えてみましょう。この一呼吸を入れるだけでも自分を責める流れを止めやすくなります。
他人と比べて落ち込んだ時の7つの対処法
1.「比較」と「自分への評価」を分ける
「同期のほうが仕事が早かった」というのはある場面での違いです。同期だからといって必ずしも全く同じ仕事をしているわけではありません。
そこから「だから自分は仕事ができない」と考える必要はありません。
誰かより仕事が遅いことがあってもいい。
めげずにひたむきに目の前のことに取り組む。
一つの違いだけで自分全体を評価する必要はありません。
比較したら「これは事実なのか?それとも、自分への評価なのか?」と分けてみましょう。
2.「羨ましい」を悪い感情だと決めつけない
誰かを見て「羨ましい」と思うことがあります。
そのとき「人の成功を素直に喜べない自分は性格が悪い」と自分まで責めてしまうことがあります。
でも、そこで自分を責める必要はありません。
むしろ「自分は何が羨ましいんだろう?」と考えてみましょう。
友達が結婚して羨ましいと感じた場合、本当に欲しいのは「結婚」という出来事そのものではなく安心できる相手や将来への安心感なのかもしれません。
「羨ましい」という感情を自分の本音を知るきっかけにしてみましょう。
3.「何が羨ましいのか」を具体的にする
「あの人が羨ましい」で終わらせず、
次の3つを考えてみてください。
- 誰と比べている?
会社の同期、友達、SNSで見た人 - 何を比べている?
年収、仕事、恋愛、見た目、生活 - 何が羨ましい?
収入が高いこと、自由な時間、恋人がいること
ここまで具体的にすると漠然とした感情が、
・自分は収入を増やしたい
・もっと仕事で評価されたい
という具体的な願いに変わってきます。
4.他人の「結果」ではなく自分の「次」を見る
人と比べて落ち込む時は相手の結果と自分の現在を比べてしまいがちです。
相手の結果を見続けても自分の状況は変わりません。
そこで視点を変えてみます。
「自分は次に何ができる?」
「収入を増やしたい」と分かったなら、今の仕事で身につけられるスキルを調べる。転職や副業について調べる。
そうやって、自分が動かせることを考えるべきです。
5.過去の自分と比べてみる
他人との比較を完全になくすのが難しいなら、比較する相手を変えてみましょう。それが、過去の自分です。
「友達は資格を3つ持っている」ではなく、
・去年より勉強するようになった
・以前より仕事を任されるようになった
と考えてみます。大きな変化でなくても構いません。
「自分は以前と比べてどう変わった?」
という視点を持ってみましょう。
6.SNSで比較してしまうなら距離を調整する
SNSを見ていると他人の生活が気になることがあります。
旅行、結婚、昇進。楽しそうな投稿が続くと「みんな充実している」、「自分だけ何もない」と感じてしまうこともあります。
でも、SNSで見えているのはその人の生活の一部分です。
他人が公開した一部分と自分の日常全体を比べる必要はありません。
それでも疲れるなら通知を切る、見る時間を決める、比較してしまうアカウントから距離を置く(一時的に非表示)など自分が疲れない距離で使うことを考えてみましょう。

いきなり全く見ないようにするのは難しい
7.「自分にとっての成功」を考える
人と比べて落ち込む時、「自分が何を大切にしたいのか」が分からなくなっていることがあります。
「年収が高いほうがいい」、 「結婚しているほうがいい」
と周囲の基準をそのまま自分に当てはめてしまうことがありますがそれが本当に自分の望みでしょうか?
「自分にとって何があれば今より納得できる?」
と考えてみてください。
他人の成功が自分にとっての成功とは限りません。
自分が大切にしたいものを知り、
そこから自分なりの基準を考えてみましょう。
比較して落ち込んだときの実践ワーク
ここまでの内容を実際に使える形にまとめます。
誰かと比べて落ち込んだときは、次の5つを順番に考えてみてください。
STEP1.誰と比べている?
会社の同期、友達、SNSで見た人など。
STEP2.何を比べている?
年収、仕事、恋愛、見た目、生活など。
STEP3.何が羨ましい?
収入が高い、自由な時間がある、評価されている、など。
STEP4.自分は本当は何が欲しい?
ここが一番重要です。
年収1000万円の人が羨ましい
↓
自分も収入を増やしたい
というように他人ではなく自分の願いに置き換えてみます。
STEP5.今日、自分ができることは?
最後に、行動を一つだけ決めます。
・お金について10分調べる
・SNSを30分早く閉じて転職サイトや副業を調べる
など。人生を一気に変える必要はありません。
比較して落ち込んだときこそ、「今日、自分ができることを一つ」まで小さくしてみましょう。
比較して落ち込んだ時にやらないほうがいい3つのこと
1.一つの結果だけで自分の人生を否定する
「自分は何をやってもダメだ」、「もう遅い」とその瞬間の感情だけで結論を出さないこと。
仕事でミスをした。同期や後輩に先を越された。それだけで自分の人生全体を評価する必要はありません。
2.比較するために相手をさらに調べる
「自分よりすごい人」を見つけた後、「もっとすごいところがないかな」とSNSやネットを見続けるとさらに比較する材料が増えてしまいます。
比較して落ち込んだことに気づいたら一度画面を閉じるのも一つの方法です。
3.焦って人生を変えようとする
誰かの成功を見て、「自分も今すぐ何かしなきゃ」と焦る必要はありません。
まず「自分は本当は何が欲しいのか?」を確認し、そのうえで必要な行動を一つ決めれば十分です。
やぎのひとこと
私自身、SNSでキラキラした投稿を見たり、友人が続々と結婚していく報告を見たりして落ち込んだ時期がありました。
「自分だけ何も進んでいない」という気持ちになったこともあります。
ただよく考えてみると、羨ましかったのは「結婚」という出来事そのものというより、「安心できる関係がある」ことだったように思います。SNSの投稿もその人の生活のほんの一部分です。全部を比べる必要はなかったんだなと今は感じています。
(当時はキラキラしたストーリーを見ていいな~、羨ましいな~と思っていましたが、自分も投稿していないだけで友人と旅行行ったり楽しんだりしていたことを棚に上げているのに気づいて隣の芝生は青く見えるってこういうことかなと学びました笑)
まとめ
他人と比べて落ち込んだら自分に集中する
意識しても他人と比べて落ち込んでしまうことがあると思います。
でも、比較してしまった自分まで責める必要はありません。大切なのは比較したあとに、自分の人生へ戻ってくることです。
今回紹介した方法をまとめると、
- 「比較」と「自分への評価」を分ける
- 「羨ましい」を悪い感情だと決めつけない
- 何が羨ましいのかを具体的にする
- 他人の結果ではなく自分の次を見る
- 過去の自分と比べてみる
- SNSとの距離を調整する
- 自分にとっての成功を考える
ということです。
人との比較を完全になくす必要はありません。比較してしまったときに、「自分はどうしたい?」と自分の人生に視点を戻せればいいのです。
今日、誰かと比べて落ち込んだとしてもそこで終わりにする必要はありません。
「じゃあ、自分は何をしたい?」
その質問から、もう一度自分の人生に戻ってみましょう。
Q&A
・他人と比べて落ち込むのをやめるにはどうすればいい?
まず、「誰と」「何を」比べているのかを具体的にしてみましょう。
そのうえで、「自分は本当は何が欲しいのか?」を考えてみてください。比較そのものをなくすより、比較したあとに自分の行動へ戻ることを意識してみましょう。
・SNSを見ると人と比べてしまう。SNSをやめるべき?
必ずしもやめる必要はありません。
見る時間を減らす。通知を切る。比較してしまうアカウントから距離を置く。自分が疲れない使い方を考えてみましょう。
・友達の成功を素直に喜べません。
「羨ましい」と感じたことだけで、自分を悪い人だと決めつける必要はありません。
「自分は何が羨ましいのか?」と考えることで、自分が本当に求めているものを整理できます。
「自分だけ人生が遅れている」と感じます。
まず、「何を基準に遅れていると感じているのか」を考えてみましょう。
結婚、仕事、収入、住まい。それが本当に自分が望んでいるものなのか、一度考えてみることが大切です。
他人と比べないようにしてもまた比較してしまいます。
比較そのものをなくそうとしなくても大丈夫です。
・比較したことに気づく
↓
・事実と評価を分ける
↓
・ 自分が欲しいものを考える
↓
・ 自分ができる行動に戻る
という流れを意識してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日が良い日となりますように!
