
システムエンジニア(SE)として新卒から働きはじめて4年。
「ただ続けるだけ」では見えなかったことも、今なら言葉にできます。
この記事では、新卒からSEになった筆者が、4年間で得た気づき・スキル・悩み・乗り越え方について、正直にまとめました。
これからSEを目指す人、今まさにSEとして悩んでいる人の参考になればうれしいです。
1. SE4年目のスキルセットと仕事の変化
4年目になると、仕事の内容も周囲の期待も変わってきます。
- コーディング中心 → 要件定義やレビューが増えた
- 「教わる側」→「聞かれる側」や調整する側になる場面が増えた
- 技術よりも「折衝力」「スケジュール感」の重要性を痛感
入社1〜2年目はとにかくコードを書きました。でも4年目になると、「この仕様でユーザーは困らないか?」といった視点を持つことや仕様書を作成して他の人に制作を依頼する能力が求められるようになります。
2. ぶつかった壁と成長のきっかけ
ここからは、壁にぶつかった経験と、それをどう乗り越えたかについて。
▼ぶつかった壁
- 技術力の頭打ちとモチベーションの低下
- リーダー業務への不安とプレッシャー
- 周囲と比べて「自分は遅れているのでは?」という焦り
乗り越えるきっかけになったのは、小さくても「自分ができた」と実感できる瞬間でした。たとえば社内文書を改善したら感謝されたり、後輩に教えたら「分かりやすかった」と言われた──そんな日々の積み重ねが、少しずつ自信になりました。
3. SEという仕事を4年続けて思うこと
ここまで続けて感じた、SEという職業のリアルな側面です。
- 「思ったより人と関わる仕事」
- 「伝える力」がある人は技術以上に重宝される
- 向いている人・向いていない人の差は「続けられるか」
SEは「技術職」だと思われがちですが、実際は「調整職」でもあります。クライアント・営業・上司・後輩…関係者との橋渡しが多く、人との関係が仕事の質に直結します。
4. 今、振り返ってよかったこと
4年間で「やっておいてよかった」と感じることを挙げます。
- 自分なりのメモを残していたこと(アウトプットは資産)
- 定期的に自分の業務(得意・苦手)を振り返っていた
- メンタルと健康を大事にしていた(無理せず続ける)
5. これからSEを目指す人へ伝えたいこと
技術は、あとからついてきます。
でも「続けられる工夫」や「助けを求める力」がある人は、強いです。
焦らず、比べすぎず、自分のペースで進んでください。
まとめ
- 5年目になると「技術+人間力」が求められる
- 技術より「どう働くか」「どう考えるか」が大事になる
- 悩みながらも続ける中で、自分なりのスタイルが見えてくる
ヤギのひとこと:最後に、これからSEを目指す方へ。
読書でも仕事でも、「続けて見えてくるもの」は必ずあります。
少しでも誰かの背中を押せたらうれしいです。