この言葉は、人生の中で誰もが経験する困難や試練に対して、どう向き合うべきかを教えてくれます。日々の生活（学校、会社、仕事）や人間関係において、常に幸福な人はいません。
どんな人も楽しいこともあれば辛いことも経験しています。こうした様々な体験を通じて、人は一人前に近づいていくのだと思います。
私自身も部活動で辛い思いをしました。厳しい先輩がいて、「下手くそ」とか人格否定的な言葉を、私を含めほとんどの同級生に向けていました。おそらく全員がそんな言葉を浴びせられていました。
部活に向かう道中では、毎日「帰りたい」と本気で思っていました。毎朝天気予報を確認し、雨の日には同級生と一緒に喜んでいました。雨の日は筋トレや階段ダッシュなどのフィジカルメニューがあり、辛いとはいえ、普段の練習よりもずっと嬉しかったからです。
練習は二つのグループに分かれて行われ（スタメンとサブ組）、私はその中間の位置にいたため、日によって練習するグループが変わりました。徐々に厳しい先輩がいるグループでの練習や試合が増え、試合後には泣いたこともありました。今振り返ると非常に恥ずかしい思い出です。
それでも、同級生たちのおかげで部活を続けることができました。私たちが先輩になったときには、後輩には優しく接しようと心から思いました。自分たちが体験した辛い思いを、後輩には味わってほしくなかったのです。
当時の経験から学んだことが３点あります。
１点目：どんなに辛くてもいつか終わりがくる
永遠に続くわけではない
２点目：辛い時期に支えてくれた人たちのおかげで、人に優しくしようと感じた
支え合いの大切さを学びました
３点目：その時は本当に辛くても、時間が経てば振り返って懐かしく感じる日が来る
辛い経験も、振り返ると貴重な思い出になります
最後までお読みいただき、ありがとうございます。